SIPECジャーナル

6月29日の活動

2019.07.03
ジャーナリズム

こんにちは、ジャーナリズム指導室です!かなり更新が遅くなってしまいましたが、29日の活動報告をさせていただきます。

午前の活動では、まず普段通りニュースレビューということで一週間のニュースのテストがありました。いつも難易度が高いテストとなっていますが、今回は特に難しかったように感じました。次に、香港の「逃亡犯条例」改正案に反対するデモに関する深掘りがありました。このデモと2014年に起きた反政府デモである雨傘運動の結果が正反対だったことについての意見交換があり、新しく学ぶことが多かったです。また、気になる記事のコーナーではコンビニエンスストアの24時間営業の是非について話し合いました。珍しく本格的なグループディスカッション形式で行いました。このような形式での話し合いは企業の採用試験でも行われているため、私たちにとってとても大切であることも教わりました。その後北海道での夏合宿の下調べのテーマとグループを決定しました。次の活動からいよいよ下調べが始まります。楽しみですね!

午後の活動では、まず「笑い」をテーマとする作文と「タクシー運転手 約束は海を越えて」という韓国の光州事件を扱った映画の映像評の添削指導がありました。先輩方の作文はいつもそうなのですがとても上手で、多くを学ばせて頂いています。最近は私と同学年の1年生もレベルアップしていて、頑張らなくては、と気持ちを新たにしました。また、前述した「タクシー運転手 約束は海を越えて」についての「アナザーストーリー」というNHKの番組を見ました。光州事件に関する基礎知識と共に光州事件を実際に体験した方々の生の声を映像を通して聞くことができました。軍人、すなわち最初に攻撃した方の視点からこの事件を見てみる、というのが私にとって新しく印象的でした。また、真実を隠さず正確に伝えることの大切さが随所に見られ、ジャーナリストの使命を改めて学びました。さらに、講師の隈元先生からジャーナリストが大切にすべきことは当事者意識だと教わり、これからは何事も当事者意識を持って学んでいこうと思いました。同時に残虐な光州事件について深く知ることで、平和の実現への思いも強く感じました。

指導室の仲間は向上心が高く誠意をもって毎週活動に励んでいます。授業の課題もあるし大変だな、とふと思ってしまうこともありますが、これからも頑張っていこうと思っています。

1年 松下