
SIPECジャーナル
学部の特徴
「知」を集め活用する力を培う
単に知識を得るだけでなく、自ら課題を発見し、仲間と共有しながら学問的に解決していく能動的な学びを重要視しています。その軸が、1年次の入門セミナーから3・4年次の演習へと続くゼミ。3・4年次の演習は一学生あたり平均6名と少人数です。
国際政治経済学部の専門教育は、3年次・4年次の2年間のゼミナール教育を中心に本格的に行われます。大学の授業方法には、基本的に講義形式と演習形式の2つの方法があり、演習形式の授業では各教員の提示する研究テーマの中から興味のあるものを学生が選択し、その研究テーマについて学生が自主的に学習し、その成果を報告します。この授業は主に質疑応答によって進められ、通常"ゼミナール"と呼ばれます。
国際政治経済学部のゼミナールは、学際的教育をモットーとしていますので、入学した学科教員のゼミナールに限定されることなく、多彩な研究テーマから自分の関心のあるゼミナールを自由に選択できるシステムとなっています。各ゼミナールの募集定員は、1学年およそ8~10名という少人数構成で、全員がゼミナールに所属することが可能です。国際政治経済学部のゼミナールは、2年間の継続履修を原則としており、卒業時に論文や研究報告という形で成果をまとめます。
本学部で学ぶ専門分野について、様々な角度から触れることによって、その概要を把握します。
また、資料文献の読み方、レポートの書き方、プレゼンテーションやディスカッションの方法など、大学生として必要なスキルを演習形式の能動的な学習によって身につけます。
Profile
国際政治学科
政治外交・安全保障コース 2年
柏崎 秀太 さん
KASHIWAZAKI, Shuuta
中学時代から国際政治に興味を持ち、国際機関で働く夢を抱いて国際政治学科に進む。2023年9月から約1年、国際政治において長い歴史を持つイギリスに留学。
各先生が自身の専門分野について講義してくださる入門セミナー。入学前は抽象的に捉えてい
た国際政治について、幅広く具体的なテーマを学ぶことができ、自分の興味の
方向性が明確になりました。発表やディスカッションを通じて、能動的に
学ぶ姿勢も身につきます。
専門的な学びへの導入期間。少人数制のクラスで、1年次に関心をもった分野の教員と密に接しながら、専門知識を築きます。研究・プレゼンテーション・ディスカッションなどを通して論理的思考力・表現力を培い、専門的な研究へつなげていきます。
Profile: 国際コミュニケーション学科
国際コミュニケーションコース 3年
山田 華子 さん
YAMADA, Hanako
高校時代、平和・共生社会について学んだことをきっかけに、英語を使って異文化コミュニケーションをより深く学びたいと国際コミュニケーション学科へ進学。
友原章典先生のプリゼミのテーマは「多文化共生の政治経済学」。数値をエビデンスとする経済学の手法により、多角的な視野や説明力が身につきました。
少人数のプリゼミは先生との距離が近くフィードバックが詳細なので、3・4年次のゼミ参加への準備にもなります。
学科にこだわることなく個々の学習目標に合わせ自由にゼミ選択が可能です。平均6名の少人数クラスにより、研究発表や討論中心の授業が展開されます。
専門分野を深める過程で、幅広い視野の獲得、論理的思考力、表現力を身につけ、課題解決能力を養うと同時に、将来の方向性を見いだしていきます。また、卒業に向けて、研究テーマを深化させ、演習論文にまとめます。
都市の社会言語学
さまざまな言語文化背景をもつ 人びとが行き交い、出会う大都 市の言語コミュニケーションに 実地調査で迫る。
国際コミュニケーション学科
教授
猿橋 順子 さん
大都市・東京の公共的な場における言語使用やコミュニケーションのあ りようについて、参与観察や言語景観調査、インタビュー法などの手法を 用いて接近します。駅前広場や観光地、国際交流イベントなど、誰もが利 用し、参加可能な場において、言語や文化背景の異なる人びとがどのよう にコミュニケーションを展開しているのか。そこにはどのような知恵や 工夫、課題が認められるのか。社会言語学で提案されている理論をもちい て分析し、より豊かな多文化共生社会の実現につなげられるよう、議論と 考察を深めていきます。
私の専攻は国際経済学ですが、2年次に国際コミュニケーション学科
の猿橋順子先生の公開ゼミを受講。言語表現という側面から社会を
見ることに興味を持ち、猿橋先生のゼミに所属しました。ゼミではメ
ディアを通じて多様な考え方を知るだけでなく、実際に企業で働く管
理職の女性にインタビューするなどして、日頃は接点のない人の価値
観や問題点の一端に触れることができました。また、ゼミの発表にお
いては他学生から思いがけない意見や疑問をもらうこともあり、相手
の声に耳を傾け、物事を自分ごととして捉える大切さにも気づきまし
た。ここで培ったコミュニケーション力は今後、ますます多様化して
いく社会において大いに役立つと思っています。
Profile: 国際経済学科 国際ビジネスコース 4年
渡邉 千愛 さん
WATANABE, Chie
生活に直結するお金の流れや歴史を学ぶことが将来に役立つのではないかと
いう思いと、英語を学び続けたいという理由から、国際経済学科を選択。今後
は、学科の枠を超えて培った幅広い視野を活かしつつ、社会に貢献していきた
い。