学部の特徴

SIPECでの学び

世界の課題を解決するために「深める」「高める」

専門性 × 国際性

グローバル社会において活躍できる人材育成

グローバル化の進展に伴い、私たちは以前よりも自由に国境を超え、民族、文化、歴史、言語の異なる人々と交流することが可能になりました。国内においても文化的多様性は益々高まり、言語、民族、習慣、ジェンダーによる違いを越えた共生・協働が求められています。IT技術の発達や、人工知能の発展は私たちの日常生活を益々便利なものにし、ネットワーク上で世界の誰とでも意見交換することを可能にしました。しかし他方で、世界中のあらゆるところで紛争が繰り返され、想定外の災害も頻発し、より不確実な世の中にもなってきています。
外交や金融・貿易などはもとよりNGO(非政府組織)、資源・エネルギーや環境などに対して国という枠組みを越え、私たち一人一人が、グローバルな規模で諸問題に取り組むことが一層求められています。
国連職員などの国際公務員など国際的に活躍する人を輩出することをミッションに1982年に誕生した国際政治経済学部は、今も変わらずグローバル社会を牽引するリーダー育成を目指しています。

国際政治・国際経済・国際コミュニケーションの有機的な学び

青山学院大学国際政治経済学部では、国際政治、国際経済、国際コミュニケーションをそれぞれ単独で、そして3学科の学びを統合して、ミクロな視点およびマクロな視点から有機的に学ぶカリキュラムが用意されています。まず、グローバル社会の現状と課題に対する知識を蓄積し、理解を深めます。次に、それをエビデンス・ベース(データ)で分析する力や、議論・討論していくスキルを身につけます。そして、自分の意見を発信するために、外国語能力を高め、異なる意見や価値観を調整するコミュニケーション能力を培います。
ときには私たちが当たり前としている前提を覆す勇気をもち、世界の諸問題に取り組む柔軟な思考や姿勢に繋がる学びの機会を国際政治経済学部は提供します。

教育の特色1| 深い専門性

専門性を磨き、統合知を獲得する

グローバルな課題を解決するために必要な国際政治、国際経済、国際コミュニケーションの専門的な知識や洞察力。さらに、これらを統合的に理解し、国際社会を見通す力。国際政治経済学部では、3学科5コース制で学問的な専門性を磨きつつ、専門の垣根を越えて多角的に物事を捉える力を養います。

「知」を集め活用する力を培う

少人数ゼミをはじめ、ディスカッション、プレゼンテーション、ディベート、グループワークといった学びのスタイルを多くの授業で取り入れています。それは自ら問いを発し、その問いを仲間と共有しながら学問的に解決していくプロセスを重視しているからです。

教育の特色2| 高い国際性

英語で考え、協働する力を身につける

「国際」に特化した学問領域や国際理解科目に加え、国際問題や時事問題をベースとした外国語プログラム、70を超える専門科目の英語講義や豊富な留学・海外研修などを通して、ユニバーサルなコミュニケーション能力を高めます。