SIPECジャーナル

6月8日の活動

2019.06.10
ジャーナリズム

雨だし、寒いし...... なんとなくパッとしない日々が続いていますね。ですが、そんな季節でも我が指導室は健在!

こんにちは ジャーナリズム指導室です!

 午前の活動は、1週間のニュースの振り返り。「深掘り!」のコーナーでは、アメリカ大統領選挙、ジャパンディスプレイについて、担当のメンバーがそれぞれ深く調べてきてくれました。なぜか指導室では、バイデン元副大統領が人気。不思議ですね。投票するわけでもないのに...... 夏合宿の話も少しずつ進んでいます。今年は北海道へ行くことになりました。テーマはアイヌ文化。事前学習もがんばります!

 午後の活動は、先生の報告会から。「ジャーナリストを目指す日韓学生フォーラム」の開催に合わせて韓国を訪れたようです。ちょうど光州事件が起こった時期でもあり、様々な式典や展示会の取材報告もありました。当時の韓国新聞業界は今とかなり違ったものだったそうです。ハングル表記ではなく、漢字が使われていたことは驚きでした。なんと、この頃の東亜日報は反体制側だったとか...... 最も印象に残ったのは、事件当時のメディアの様子。彼らは報道できなかったものの、民衆の抵抗運動を克明に記録しました。その映像は今、テレビで流され、多くの人に届いています。「ジャーナリストの役割は記録しておくこと」先生の言葉が心に響きました。

報告会のあとは、いつも通り、作文添削。テーマは先週訪れた「NHK技研公開」について。新聞記事に似せて書いてきたメンバーが多かったです。何よりも驚かされるのは、1年生の驚異的な成長スピード。4月に入ってきた彼らは、着実に能力をつけてきています。文法的な破綻などは、ほとんど見られなくなりました。今回、最も目立った指摘は「読者のことを考えよ」というもの。新しい情報を入れるとき、自分の考えを述べるとき、読み手の視点から文を見直す。難しいですが、これを乗り越えると一気に文章が高度なものとなります。来週のテーマは「笑い」 楽しみですね。

それでは、また来週!

2年 石川陽基