SIPECジャーナル

2018年7月14日の活動

2018.07.15
ジャーナリズム

7月も半ばに差し掛かり、暑い日が続いています。西日本では、先日の豪雨により流された土砂が、乾いて土埃となってしまっていると伺いました。被災された方が体調を崩されないよう願っています。

今週の活動の様子を報告します。

午前の部では、一週間のニュースを振り返った後、8月の合宿に向けて沖縄の事前学習を行いました。

今週のニュースで一番記憶に残ったのは、冒頭でも述べましたが、西日本の豪雨です。12日の時点で、死者が全国14府県で200人に上っていると公表されました。被災地ではなお、7000人以上が避難生活を強いられています。一日も早く普段通りの生活に戻れるよう、日本全体で頑張らなくてはいけない、と感じました。

今回の沖縄事前学習テーマは、アメリカ占領下の沖縄です。印象深かったのは、佐藤栄作政権の話です。沖縄を「核抜き・本土並み」返還してもらうために、「合意議事録」に署名しました。内容としては、沖縄に核を持ち込む際、イエス回答の保証をしたものです。非核三原則に矛盾しており、国民、特に沖縄県民に対しての誠意のなさが感じ取れました。

午後の部では、作文の実践練習を行いました。テーマは「空」です。掴みどころのないテーマのため、多くの人が苦戦した様子でした。前回に引き続き、朝日新聞社の市川さんに添削していただきました。

作文で必要なことを3つ教えていただいたので、紹介します。

1つ目は、「律儀」。読んでいただくという態度、やり遂げるという姿勢です。今回のように、800字という文字制限であるならば、750字ほどは書かなくてはなりません。

2つ目は、「人間性」。地頭が必要です。自分の頭の中で設計図を描き、あまりに赤裸々にならないようにします。

3つ目は、「独自性」。ユニークかどうかです。ただし奇をてらいすぎてもいけません。何が言いたいのかをはっきりさせることが重要です。

今回の活動では、まだ作文力が足りないことを痛感しました。これからも頑張りたいと思います。

1年 藤本ゆりか