SIPECジャーナル

2018年5月26日の活動

2018.05.28
ジャーナリズム

今週の活動では、NHK技研公開2018を見学しました。

 今年度2回目の課外活動です。


 身近なハイテクノロジーの技術では、音声認識技術書き起こし制作システム、白黒画像の自動カラー化技術、AIによるビッグデータ解析、8K技術などの展示がありました。特に印象に残ったのは、白黒画像の自動カラー化技術です。従来では静止画1枚1枚に色付けしていたため、色むらが起こっていたそうです。しかし、現在では動画として色付けが可能になったため、連続した映像でも色むらが出にくくなったと伺いました。また、人工知能に物の色を記憶させることで、細かく鮮やかなカラー化が可能になったそうです。

将来身近になるかもしれない技術としてはテーブル型3次元ディスプレイ、ハイコネ拡張、スポーツの軌跡表示技術などが展示されています。その中でも印象的であったのは、フェンシングの剣先の動きを可視化するシステム、ソードトレーサーです。赤外線の反射を利用し、CGを用いて可視化します。私たちは2人1組でこの技術を体験しました。剣を振ると光で軌跡が描かれるため、室員からは「スターウォーズみたい」との声が上がりました。

今回の活動は将来を考えるうえで大変ためになりました。とても楽しい活動でした。次回は「作文の技術」の理解に戻ります。

文責 1年 藤本ゆりか