SIPECジャーナル
2016年度JICA訪問の報告
6月29日(水)、本指導室室員22名で千代田区にあるJICA本部を訪問しました。
今回の企画は、国際協力人材部の後藤理沙様、昨年もご尽力いただきました青年海外協力隊事務局の矢部優慈郎様をはじめとする5名のJICA職員の方のご協力によって実現することが出来ました。ご多忙を極める中、ご協力くださったことに心より感謝しております。
今回の訪問では、初めに15分程度、JICAと民間企業との連携やJICAの国内外での事業などについてお話ししていただきました。そして残りの時間に室員からの質問にお答えいただきました。
JICAで働くことのやりがいや、大学生のうちにやっておくべきことなど、ホームページからは決して得られない貴重なお話を数多くいただき、室員にとって非常に価値のある体験となりました。緊張した面持ちでJICAが入居するビルの玄関を通った室員達も、訪問後には満足そうな面持ちで「お話を聞けて良かったね、勉強になったね。」と思いおもいに口にしながら帰路につきました。「職員の方の生の声を聴く」ということを目的に今回の訪問に臨んだ室員達にとってはこの上なく充実した時間となったと実感しております。
訪問後に行ったアンケートにあった室員の声をご紹介します。
「お話を伺った御一人おひとりが熱意を持ってご自分の仕事をなさっていることがこちらにもはっきりと伝わってきて、将来は私も自分で誇りを持てるような職業に就きたい、と改めて思いました。」(国際政治学科、1年、女)
「JICAは舞台の上に立って踊るのではなく、脚本を書き、舞台上に光を当てる存在だという言葉が印象に残りました。国際協力といっても、様々な関わり方があり、実際にお話を伺わなければ、何も分からないと感じました。」(国際経済学科、1年、女)
「職員になるまでの動機や過程は様々であり、なぜJICAという選択をしたのかがよくわかった。今回のお話を受けて何よりも思ったことは、大学生という貴重な時期に如何に多様な経験を積むかということであった。」(国際政治学科、1年、男)
最後に私たちにこのような機会を与えてくださったJICA職員の方々へ改めて心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
内山かおり(2016年度キャリア担当)