進路について

大学院進学

大学院への進学

多くの国際機関では、修士号取得が採用試験応募の要件となっており、グローバルな諸問題を解決するための政策提案力や交渉力などを身につけるには、大学院での研究が不可欠です。
国際政治経済学研究科では、皆さんの関心とキャリアプランに即して、国際政治学、国際経済学部、国際コミュニケーションの3専攻の中から一つを選び、専攻の学びを深めるとともに他専攻の科目も履修することができます。

国際政治経済学部4年次に大学院科目が先取りできる制度や、様々な支援制度があります。これらを有効に活用してグローバルなキャリアを確かなものとしていけるように後押ししています。

大学院科目特別履修(大学4年次)

3年終了時に卒業要件の90%以上の単位を修得し、平均点(GPA)があるレベルに達している学業成績優秀な第4年次生は一定の条件の下、10単位を限度として大学院授業科目の特別履修が可能です。大学院進学後、この制度で取得した単位を修了要件単位に含むことができます。そのため、大学院での在籍は1年間で修士の学位を取得することが可能となっています。

≪修士課程≫

本課程に2年間、4学期以上在学して所定の単位を修得し、修士論文あるいは特定の課題研究の成果の審査および最終試験、1外国語の認定に合格すると、修士の学位が取得できます。

≪博士後期課程≫

研究者として自立した研究活動を行うために必要な高度な能力と、それを支える豊かな学識を養うことを目標とした課程です。本課程に3年以上在学して必要な研究指導を受け、博士論文の審査および最終試験、1外国語の認定に合格すると、博士の学位が取得できます。

他大学、海外大学院進学

本学部の卒業生の多くが大学院に進学します。特に近年その傾向を強めているのが、海外の大学院への進学です。これらの卒業生の中には、国連や世界銀行などの国際組織やNGO等で活躍している者もいます。国内の他大学大学院に進学する者も数多くいます。本学部大学院をへて、他大学に進学・留学することももちろん可能で、政治・経済学だけでなく、哲学、歴史学など、さまざまな領域に進学しています。

進学実績(国内他大学)

東京大学大学院/一橋大学大学院/上智大学大学院/神戸大学大学院/大阪大学大学院/筑波大学大学院/東京学芸大学大学院

海外留学先
イギリス

ロンドン大学/ケンブリッジ大学/エセックス大学/サセックス大学

オランダ

ライデン大学

オーストラリア

シドニー大学/モナッシュ大学 

アメリカ

アメリカン大学/ウィスコンシン大学/カリフォルニア大学/コーネル大学/コロンビア大学/シカゴ大学/シラキュース大学/スタンフォード大学/ハワイ大学/ピッツバーグ大学/プリンストン大学/マサチューセッツ大学/ミシガン大学/ミシガン州立大学/南カリフォルニア大学/ジョンズ・ホプキンス大学/ワシントン大学

カナダ

クイーンズ大学/ブリティッシュ・コロンビア大学

修了生の主な就職先企業・団体

パナソニック㈱/日生産業㈱/㈱アクシージア/日本アイ・ビーエム㈱/Citiate Dewe Rogerson Japan(同)/㈱フロンティアコンサルティング/第一生命情報システム㈱/㈱椿本チエイン/富士ソフト㈱/明治機械㈱/㈱島津製作所/㈱ユーキャン・カレッジ/私立大学(教員)/ニッセイ情報テクノロジー㈱/㈱クロス・マーケティング