
SIPECジャーナル
7月に入り、ついに本格的に夏に突入しましたね。
さて、7月2日(金)に中央アジアの学生との交流会「A Dialog between Central Asia Countries and Japan」に参加しました。
この交流会は、中央アジアの学生と日本の学生間で相互理解を深めることを目的としたものです。昨年度に引き続き、外交・国際公務指導室の学生が日本の文化紹介のプレゼンテーションを担当しました。
卒業生の方が運営に関わっているため、毎年恒例のものとなりつつありましたが、私自身今年初めて参加し、本指導室の学生が文化だけでなく国際問題について発表したのは初めての試みでした。
当日のプログラムは以下の通りです。
以下、参加者の皆さんから交流会を終えて感想を聞きました。
『こんにちは、指導室2年の阿部です。今回の中央アジア学生交流会では、青山学院大学側からの発表として英語のプレゼンテーションを行いました。質疑応答では参加者から多くの質問をいただいて有意義な議論ができ、自身の英語のレベルアップにつながったと思います。
このように指導室での活動をアウトプットできる場があるのはとてもいいことだと思うので、今後も積極的に活用していきたいです。』
『今回のイベントにおいて私は剣道を紹介することを通して日本の文化を知ってもらいました。改めて日本文化の重要さを認識するとともに、国際社会において日本人として何か貢献できることがあればやってみたいと思いました。このような機会があれば今後も参加していこうと思います。』
また、中央アジアの学生の発表に対して、学術的なものでありながら、タイトルの付け方や内容への入り方は聞く側の心をつかむ方法を熟知しているもので、学術的なプレゼンを行う上でとても参考になったとの声もあがっていました。
私は、文化紹介として剣道についての発表を行い、実際に日本剣道形を実演しました。
今回発表にあたって、文化紹介だったので、あまり質問は想定していなかったのですが、多くの学生から興味を示してもらい、当たり前のように行う動作の意味を訊かれたり、日本武道に詳しい方もいて、逆に説明して頂いたこともありました。
もともと英語には存在しない剣道のニュアンスを英語で伝える難しさ、また改めて剣道について深く知りました。
今回の交流は、今後自分が体現する日本文化を紹介することに大いに活かせる経験となりました。
発表者にとって大変実りのある経験であり、今回の機会に改めて感謝致します。
遠山彩花 (今年度代表)